みなさん枕を何個持っていますか?私は5個です。今日は関節リウマチ患者さんむけに枕の使い方を紹介します。
もっている枕の種類
私は、そば殻枕1つ、フェザーの羽枕2つ、セミオーダーの人体工学枕1つ、ロンボポジショニング枕1つ、を持っています。なぜそんなに必要かというと、体調によって枕を変えているのと、関節を保持するために使っています。
枕を関節保護に使う
大学教員だったころ、肩関節の炎症がひどくて腕があがらず授業で黒板に字をかけない時期があり、主治医が授業前に注射してくれて何とか仕事していました。半年ほどPT(理学療法士)のリハビリに通うことになり、PTさんが寝るときの姿勢と関節の位置について教えてくれました。
横向きが大好きなので、横向きになったとき天井側になる腕を肩と同じ高さに保つことで肩関節の痛みがマシになりますよと。そのために抱き枕導入です。でも抱き枕って暑いですよね、だから羽根枕の出番です。他にもいろいろと指導してもらい、だいぶ楽になりました。まず、寝るときに関節痛が和らいでいるので寝入りやすくなりました。寝てしまうと枕の位置はずれてしまうのですが、それでも寝れたほうがいいですもんね!体のポジショニング(位置)は、その人の関節痛によって違うのでご紹介しませんが、ポジショニング枕をもっておくと、もしかしたら痛み対策に一役買うかもしれません。
寝る枕とポジショニング枕
今は色々な枕が出ていますね。通常は頭をのせて寝るための枕です。私は頭用も大きいものを買っていて、体の関節保護にも使えるようにしています。関節保護のための身体の位置調整(ポジショニング)に使う枕はあまり知られていないので、少し紹介します。Webでは抱き枕の分類を検索すると見つかりやすいです。
こないだ迷ったけど買わなかったのはハグモッチです。理由は下に。
【抱き枕/HUGMOTTI】
品物がとても良さそうで魅力的です。ただ左右のクッションの間が広くないと私は寝返りができないので断念しました。朝のこばりが出たとき、動けない地獄になったらどうしようかと悩んだ末に…。次買うならこれかなと物色中です。
【ロンボ/スネーククッション】
私が抱き枕として使っているのは介護用のこれです。家族の介護に使用していたおさがりを借りています。(←「貸してあげる」と言われている、消耗品だけど)
ポジショニングは高価なものでなくてもできるので、自宅にある枕やクッションで十分です。大切なことは、関節が痛くない体の位置を整えて寝ること、そして通気性がいいことかな、と思っています。色々試してみてください。