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内服間違いが起きやすい時
たくさんの薬を飲んでいる患者さんたちは、内服忘れもおきますが、内服間違いも起きやすいです。特に膠原病は全身に症状が出るため複数の診療科で薬が出ていることがあり、薬が多いので注意が必要ですね。 内服間違いが起こる原因は様々なのですが、一般的な原因でみんなが注意できることを考えてみましょう。 【内服薬が大量に残っている】 理由あって内服薬が沢山残っていると飲み間違いが起こりやすいです。今飲んでいる薬と、中止している薬は違う場所に保管して下さい。私は「中止薬」「屯用薬」「今飲... -
内服忘れの予防対策
以前、内服薬を忘れた時の対処方法について書きました。膠原病は全身に症状が出るため、病気によっては多くの診療科に受診してお薬の種類が増える傾向にあり、人間ですから忘れることもあるからです。 患者にとって内服は生活行動の一部ですから、人の方法を真似するだけでなく自分の癖や生活習慣に合わせた管理が大切です。重要なことは「簡単で継続できる方法」です。膠原病は一生付き合う病気であるため、続けていけることがなにより重要なのです。 私は最近内服忘れが続いて困っていました。内服薬が多... -
多すぎる内服薬を減らす工夫
膠原病は全身に症状が出ますので、人によっては沢山の内服薬があるかもしれません。内服の種類や数が多いと飲み間違いや飲み忘れにつながるので、自己管理するのは大変ですよね。今日は私が日頃から工夫していることを1つだけご紹介しておきます。 自分の薬が何mgか気にしている人はどのくらいいるのでしょうか…。ステロイドや免疫抑制剤だと気になりますが他の薬はあまり気にしていない場合もあります。今飲んでいる薬で、1回2錠以上飲んでいるものに注目してください。それは2錠を1錠にできる場合がありま... -
内服を忘れたとき
たくさんの薬を飲んでいる患者さんは、誰しも「内服忘れ」の経験があるのではないでしょうか。私は患者さんに内服を忘れないように生活指導する看護師なのに、最近内服忘れがひどいです。もし内服忘れに気づいたらどうしたらよいか知っていますか?今日は内服忘れたときの対処方法を検討しましょう。 【自分の内服の特徴を知っておく】 同じ病気でも患者さんによって飲んでいる薬は違いますし、薬によって対応が違いますので、薬局でわからないことに気づいたら「飲み忘れたらどうしたらいいですか?」と薬剤... -
膠原病と多すぎる薬の管理方法
膠原病患者さんは、呼吸器内科や皮膚科など他の診療科にかかっている人も多いはずです。今日はそれにまつわる「多すぎる薬」の管理についてご紹介します。 【薬が多くなる理由】 膠原病は全身に症状が出るので複数の病院や診療科を受診することがあります。すべての薬を膠原病内科で出してくれたらいいのですが、肺は呼吸器の専門医が診ないといけないくらい深刻な状況だからそちらに行くのでしょうし、皮膚も同様です。ですから自然と薬が多くなりますね。 【多すぎる薬の管理方法】 薬管理の現実 患者が... -
関節リウマチと内服の大切さ
関節リウマチのみならず膠原病患者にとって内服は風邪薬レベルの気楽さではありません。内服薬が少し特殊であることが関係しています。今日は内服の大切さについて紹介します。 【膠原病の内服薬の重要度】 関節リウマチのみならず膠原病の患者さんは自己免疫疾患です。病気によって症状は違いますが、免疫システムに異常が生じ自分で自分を攻撃して辛い症状が出ています。その攻撃が激しくなるとどうなるのでしょうか。例えば、肺が悪化すると呼吸できない、腎臓や肝臓が悪化すると体に毒素がたまります。命...
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