関節リウマチでよく聞く朝のこわばりって、どんな状態かわかりますか?初めて聞いたらイメージできないし、よくわかりませんよね。今日はこわばりについて具体的に説明します。
”こわばり”とはどんな症状なのか
急に激しい運動をしたあと、ひどい筋肉痛になった時の、腕や足の曲げ伸ばしが大変になった状態に似ています。筋肉痛の時は痛くても曲げたり伸ばしたりできますが、こわばっているときは、そんなに簡単に曲げたり伸ばしたりできません。痛みだけでなく、重いし、硬いです。
教科書には、1時間以上続く朝のこわばり、洗面・食事・着替えなどができない。動き出すと徐々に改善し昼までには消失するなどと書かれていることが多いです。朝起きたときのこわばりが2~3時間続くときは、それだけ炎症が強いことを示すと言われています。こわばりは運動で改善するものではないので、主治医に安静がいいのか、軽いリハビリをするほうがいいのか確認しましょう。
こわばりにも個人差がある
私の場合、こわばりがひどいときは手を完全にグーにして握ることはできません。手を握って寝ていたら、朝起きた時その手をパーに開くのができません。自分で握ってるくせに開かないなんて、なんでやねん!と思うけど無理です。重たいし、痛いし、固まってます。足も同じで、膝を曲げて寝ていたら、朝起きた時に膝を伸ばせません。重いし、痛いし、曲げたまま固まってます。時間をかけてゆっくりほぐして、ベッドからやっと立ち上がってトイレに行こうとすると…足の裏がこわばっていて昔の中国のてんそく状態になっているので、こけます。足を地面につけたとたんに、「いたたたー!!」ってなると同時にこけたことは何回もあります。手足だけでなく、肩関節が固まって寝返りができないから朝起き上がることすらできないこともありました。私にとって関節のこわばりは全身に及ぶ経験です。
こわばりは朝以外にも起こりえる
関節のこわばりは、長時間関節を動かさないことで炎症物質が関節にたまるからだと言われています。1日のなかで夜の睡眠時間は一番関節を動かさない長い時間です。ですから朝の起床時に関節がこわばって動かないのも納得ですね。ということは、炎症の程度がひどい人で、朝以外にも長く寝ていることがあればこわばる可能性もあるわけです。
こわばりの程度は季節や気温、時間、疲れ具合などによって違うし、人によっても様々です。私は朝に限らず、夕方でも夜でも、何時間か寝て起きた時には必ずこわばっていた時期もありました。だから「朝のこわばり」ではなく「寝起きのこわばり」でした。でも、リウマチの治療薬がしっかり効いていれば、こわばりが消失したこともありました。
関節リウマチの患者さんは、多かれ少なかれ、同じような経験をしながら暮らしているのでしょうね。
明日は楽に起きれるといいですね。
次回はこわばり対策を書きます。
