関節痛があると指先の細かい作業がとても苦痛です。特に爪切りで悩む患者さんは多いので今日はお勧めの爪切り自助具のご紹介です。
関節リウマチ患者用にお勧めの爪切り自助具
HARAC爪切りの使い方
いろいろな自助具が出ていますが私が好きなのはHARACの爪切りです。軽い力で爪切りでき、どんな握り方もできて、机に置いて上から押すだけでも爪が自分で切れます。

まず爪切りを覆っている白の丸いカバーを開けます。

中に爪切りがセットしてあるので、普通の爪切りを使うと同じく上の爪切りをひっくり返します。

いつもならシルバーの爪切り部分を指で押して爪を切りますが、この作業が痛いですよね。ですから、このあと白のカバーを元に戻します。

指でプッシュする部分が広くなりました。一瞬使いにくいかな?と思いましたが、たったこれだけでとても軽い力で爪切りを押すことができます。

パソコンを打つのが痛いくらいの状況でもこれだと楽に爪切りできました。また、指がもっと痛い時は手のひらで握りこむこともできます。

こうやって親指の付け根部の手のひらで押すと爪切りできました。もちろん机に置いて手のひらで押すことも可能です。関節リウマチ患者でなくても高齢者には人気の商品ですね。
手の爪切り専用
一つだけ難点があって、手の爪切りにしかお勧めできないです。なぜならこの爪切りはスクエアカットできないからです。足の爪はスクエアカットすることが大切です。関節リウマチ患者は関節痛や足関節の変形がある場合、正しい姿勢で歩行できないことも多く、足の指や踵などの足の裏を上手に使えません。ですから足の爪が巻き爪になったり、足の指が重なって爪が切りにくくなることがあります。そうならないように、足の爪はスクエアカットを推奨しますし、アーチの崩れにくい靴選びや歩行方法に注意を払っていただきたいです。フットケアについては別の機会に詳しくお話しします。
使ったことはないですが、関節痛や変形が強い方は電動で爪切り&爪磨きも検討できる時代になりました。
