関節が痛い時の靴選びのコツ

 関節リウマチで足首や足の甲・踵・指が痛い方にとって快適な靴選びはとても大変だと思います。普通の人でも自分に合う靴をみつけるのは大変ですもの、なおのこと難しいですよね。今日は関節が痛い時の靴選びのコツについてご紹介します。

 前回持っている靴の一部を紹介しましたが、歩行するもの辛いくらい関節痛があるときは、その半分は全滅です。では関節痛のあるときはどんな靴をはいているのか、実際にご紹介します。

目次

履けない靴の条件

履き口の狭い靴

 関節痛があるときに履けない靴は、写真に×印のあるものです。どれも履き口がせまいのが共通点です。普通の靴でも履き口が狭いと足の甲の半分くらいまでは足を滑り込ませられますが、途中まで履いたあと奥への足の踏み込みが効かない。この時に関節の力がとても必要になるので無理でした。普段普通にしていることですが、靴をはく動作って細かい関節の動きが重なって一連の動作になっているので、とても難しいのです。足の指にものが当たるだけで痛い人には、もっと無理だと思います。

ファスナーのないブーツ

 ブーツも履き口が狭いので履くときに足首をのばして足を入れますよね?それが痛くてできないし、できても、そのあと足首に力を入れて先のほうまで足を滑り込ませることができない。激痛だし、足首が痛くて脱力気味なのでそもそも力が入らない。ファスナーがないブーツは基本的に関節痛がひどい時には不便だと思います。

履ける靴の条件

履き口が広い靴 

 履ける靴はすべて履き口が広がるのが共通点でした。意外にもロングブーツは横にファスナーがついていて、がばっと広く開いてくれるのでOKでした。土踏まずのところまで開くので横滑りではけます。ショートブーツでもファスナー付きはあるので、関節の状態によってはこれも靴選びのポイントになるかもしれませんね。

柔らかい素材の靴

 写真最前列のモカシンは紐を緩めるとがばっと広く開いてくれるので足を入れやすいのと、モカシンは柔らかいので当たっても痛くないです。2列目のUGGは実は踵をふんでスリッパみたいにはける靴でして、踵部分を折ってスリッパ形にすると履き口が広がるので足首を伸ばさなくてもスライドして足を入れられました。しかもムートンなので指に当たっても痛くありませんでした。

お勧めの条件

  • 履き口が大きい
  • 丸いフォルムで指が当たらない
  • 指が当たっても柔らかい素材
  • 軽い

 私は足の関節が痛い時は、もっている靴はほぼ全滅です。そもそも足を通すことができなくなるので、靴を履けない。はっきり言って、そんな時は精神的にも靴選びが苦痛だからクロックスになることが多いです。冬冷たいのだけが欠点ですがね。

私の靴の買い方

 靴は店舗にないものもあるので、私はよくLOCONDOを利用して試着&交換&返品しています。田舎在住なので都会に出る交通費を考えると約500円くらいの送料(全部購入後にポイント還元)は必要経費です。返品もローソンでできるので助かっています。セールになると半額近くになるので、試着候補はお気に入りに入れてSALE待ち。セールになると23cmくらいから完売になっていきますが、逆に足が小さめか大きめの人は値下がりを待てるのでラッキーかも。ZOZOTOWNや楽天のLOCONDOもよく見ていますが、安さでいうと靴はLOCONDO公式に軍配があがる印象です。

みなさんも、関節が痛い時に履きやすい靴(&気に入るデザイン)、出会えるといいですね。

 

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