膠原病が疲労で悪化することはよくあります。病院で「疲れすぎないようにしてください」と言われたことがあるのではないでしょうか。しかし3月は会社の決算期、4月は人事異動、そこに花粉症で睡眠不足ともなれば、春は過労気味になる方も多いことでしょう。疲れすぎないためには、自分の「お疲れバロメーター」を知っておく必要があります。私も集中すると12時間くらい飲まず食わずで没頭できるタイプですが、それをすると体力が回復するまで3日間くらいかかります。長期的にみて時間もロス、体にも過負荷でいいことはありません。わかっていてもできないのが人間なので、お疲れバロメーターを設定し、「やばくなってるよ!」と警告を出し意識的に休息をとれるよう練習中です。
私が自分の疲労を管理する指標にしている項目は…
【絶好調のとき】年間合計30日くらい
・仕事から帰宅して、お風呂、自炊、食事の片づけ、洗濯ものの片づけができる
・全部の部屋がきれい
・寝つきがよく、夜中に起きない
・メイクして外出できる
【普通のとき】
・仕事から帰宅してできることは、毎日のお風呂、自炊3回/週
・洗い物の食器が残るか、洗濯ものがしまえない
・ベッドに入ってから1時間ほど寝付けない、夜中2回ほど痛みや倦怠感で目が覚める
・外出の8割ノーメイク
【疲れがたまってきたとき】
・仕事から帰宅してできることは、風呂だけ。
・部屋中散らかっている(洗濯物干しっぱなし、脱いだ洋服が椅子に山ずみなど、全てのものが出したら出しっぱなし。)
・寝つけるけど悪夢をみる、眠りが浅くて朝起きると疲れている
【疲れがたまってきたとき】が3日続くと家がこうなってきます。STOPをかける時期です。食べっぱなし、飲みっぱなし、脱ぎっぱなし…。洗わずに次から次へコップを出して使い、ごみを捨てなくなり、脱いだものをたたまず申し訳程度に椅子にかける。これ以上汚くなる前に写真撮らなくちゃって思ったもんね。見えてないところは勿論もっとひどい。この時点で優先してやるべきは掃除ではなく、休息です。適量食べて沢山寝る。集中して取り組んでいることをいったん手放して休憩です。

自分のお疲れバロメーターを知っておきましょう。その基準が全く準備されていないと、疲労にSTOPをかけれなくなります。自分の疲れ具合をモニタリングすることは疲労対策の第一歩です。