冬に採血する日の服装

 関節リウマチ患者は外来受診前に採血して、診察室では関節の状態を見せるために衣服を脱ぐときがあると思います。こんなとき、冷え予防が必須の私たちの冬の服装はとても迷います。着こんでいくと、採血の時に腕を出すのが大変だし、診察室で脱ぐのも大変。ゆっくりしたらいいのですが、混んでいるとなんとなく焦ってしまう。医師も看護師も患者さんに「速くして!」って思わないので大丈夫なんですけどね。

 私は肩関節が腫れたり、肩関節に注射しないといけないときなどは、オールシーズン、タンクトップ+前ボタンカーディガンと決めています。

 コツは、カーディガンの袖が太くて肘まで腕まくりできるものを選ぶことです。ぎゅうぎゅうに袖まくりしたまま採血すると検査結果に影響するのでよくないです。

 前が開くというのもコツです。ボタンでもファスナーでもいいのですが、前開きが調節できれば診察室で肩を出すときに上から胸まで開ければ肩を出せますし、腕を抜いて肘も見せれるし、お腹は隠しておけます。この時、タンクトップの代わりに伸縮性のよい長袖Tシャツでもいいです。腕まくりしてきつくなく、襟元を引っ張ればぐいっと肩が出せるもの。私はもっていないけれど、ユニクロのヒートテックとか伸びるからいいですよね。

 昔は診察室に看護師がいて、脱ぐのを手伝ったり、露出を最小限にするためにタオルで隠してくれたりしたけど、今外来診察室に看護師がいる大きな病院は少ないから、自分で工夫するしかない。寂しいです。

 冬のコツはカーディガンを超温かいものにすることです。モンベルのパーカーにするときもあります。病院は温かいので、タンクトップ+上着だけでも大丈夫ですが寒い時はその上にコートを着るようにします。超温かい上着じゃないと、自分が寒いだけじゃなくて、腕が冷えて関節が痛くなるし、血管も縮まって細くなり採血しにくくなる=失敗されるから注意です。

 みなさんはどんな工夫をしていますか?

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