膠原病患者さんに関わらず、時々しか入院しないと入院生活のコツ忘れますよね。すごく不思議なんですけど、歩いて入院してきたのに「トイレ行くときナースコールしてくださいね」って言われません?いやいや、外来で自分でトイレ行きましたけど?って。私は看護師の転倒予防に対する警戒が異常に厳しいとき、よく考えようねって思うのですが、今すぐなおることではないので、そんな謎の不便さがあるときの対処法を書きます。
私が患者としてよくすることは「私ナースコールちゃんと押せます、言われたこと理解してるし守れるし、一人で歩けます」ってことを看護師にPRしています。そのために入院初日は面倒くさくても1回はちゃんとナースコールをおしてトイレに行きます。そして歩いている姿もみてもらいます。看護師は「患者さん、自分が危ないときはちゃんとナースコール押せる人かしら?安全に注意して歩ける人かしら?筋力どのくらいあるかしら?」とみています。ここで「安全だわ」と判断されたら、晴れて私たち患者は自分一人でトイレに行けます。

基本的に自分で歩いて入院してきた人に、わざわざこんなこと必要ないと思います。でも看護師がなんらかの意図があってナースコールを押してトイレにいくことをお願いしているのであれば、患者自身が自覚していない転倒の危険性があるのかもしれないです。ですから1回はちゃんとお願いに応えて、看護師と一緒にトイレに「行ってあげて」ください。(笑)
この1回目を面倒くさがってスキップすると、とんでもない面倒くさいことになります。「あれ?お願いしたのに守れないってことは…もしかしてちょっと認知力や記憶力に問題あるのかな?」とか「これは、他の薬の自己管理とか検査に行くとかも、説明したことを一人でできないかもしれない」と判断されて、警戒度があがって何回もナースコールしてといわれ、何でも付き人がつき、うっとおしいことになります。

ちゃんとできる方は、私一人でできるもんPRしてくださいね。でも必ずしも一人でできるのがいいことではないです、しんどいから入院しているので、一人でできないことは看護師に相談しましょう。看護料金払ってますから!
