不用品で寄付をしたいけど、どこに送ろうか悩みますよね。膠原病に限らず、自分が困った経験がある人は、誰かを助けたいという気持ちがあるものです。そして、誰かの役に立つことで、病気の自分でも役に立つことができるという喜びや、満足感が得られ、浮かない気分も晴れていきます。私もいくつか探して、今回はワールドギフトさんに寄付したので、詳細を書きます。
どこに寄付するか
団体を決めるときの検討事項
- 怪しくない公式の団体であること
- 不用品の種類に制限があるか(文具はだめ、お皿はだめ、など)
- 送料は自己負担か
- 不用品以外に寄付金が必要か
私の基準
迷ったのですが、今はゴミでもお金を払って捨てる時代。1回飲みに行ったら3,000円は使う。不用品を出すなら、仕分けせずに全部送ってしまいたい。そう思ったら、こうなりました。
- 送料は自己負担する
- 不用品の種類を問わずなんでも引き受けてくれる団体
- 困っている人なら誰でもいいので役に立つところ
こうしてたどり着いたのがワールドギフトさんでした
WORLD GIFT https://world–gift.com/buppin.html
ワールドギフト
この団体を選んだ理由
- ホームページで情報を詳細に説明しており信頼できた
- インスタグラムで受け取った人のリアルな様子がわかる
- 使用済みでも、衣類、ぬいぐるみ、文具、雑貨、おもちゃ、かばんなどほとんどのものが寄付できる
- 段ボールに詰めたら集荷にきてくれる
- 寄付金がいるが、送料と思って払える料金(箱の大きさにより2900円か3700円)
※スプレー缶など寄付できないものもあるので公式HPでご確認ください
実際に送ったもの
コートなどのアウター、洋服、マフラー、ぬいぐるみ、クーピーやクレパスや色鉛筆、折り紙、レターセット、かばん、リュック、くつ、サンダル、ランチョンマットなどなど。140cm(縦横高さの合計)の段ボールにパンパンに詰めて送り出しました。マクドナルドのハッピーセットについてくるおもちゃなども、軽くて小さいのでスタッフが外国に手荷物で持っていくことができて、外国の子どもたちに喜ばれているそうです。私は緑豊かな国にプラスチックおもちゃが捨てられたらいやだなーと思って辞めたのですが、「ごみはゴミ箱に」を守れたら心配ないですよね。

これは、「寄付するけど、いるものある?」と友人に連絡したときの写真です。この5倍以上の物がワールドギフトさんに送られていきました。
利他的行動は自分も救う
なぜ、この話をあえて「メンタル」のカテゴリで書いたかというと、病気でできることが少なくなり、「自分は役立たずになった」という患者さんが時々おられるので、そんなことないよ!というメッセージです。利他的な行動は自分も救います。周りの人に親切にしたり、優しくしたりすることで、社会の役に立っていることが多く、役に立てるとなぜか自分もとってもいい気持ちにさせてもらえるのです。私も最初は2900円か~なんて思ったけど、よく考えたら1回飲みに行くのをやめてお茶にしたらいいだけですし、そしたら痩せますし?、その2900円の寄付で仕分けや送料が少しだけでもまかなわれたら万歳です。そう思ってちょっと役に立てたと思うと、気持ちがすっと晴れるのを感じました。これだけでも、心のストレスの軽減に役立ちます。寄付に限らず、利他的な行動は自分の救いになりますので、メンタルケアも兼ねて小さなことから一日一善でいかがでしょうか。
少しの工夫で、自分らしく。